目次
  1. ■はじめに
  2. ■リハモ
  3. ■スーパーインポーズ
  4. ■まとめ

■はじめに

今回はリハモ(リハーモナイゼーション)とスーパーインポーズについて。
元のコード進行のコードを変更し、変更後のコードにアプローチを行うことで、浮遊感ただようフュージョンらしいアウトフレーズを作り出すことができます。

■リハモ

元のコード進行から別のコードへ変更したり、新たなコードを付け加える事をリハモ(リハーモナイゼーション)と呼びます。ここでは元のコードと機能が似ているコードへリハモを行います。

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元になるコード進行はKey=CのIIm7-V7-IM7
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Dm7をFM7にリハモ
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Dm7をAbM7にリハモ(Key=Cmから借用)
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G7を裏コードのDb7にリハモ
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Db7をII-V化
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Dm7をドミナント化
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D7をII-V化
G7をII-V化

■スーパーインポーズ

リハモ後のコード進行へアプローチする事をスーパーインポーズと呼びます。機能が似ているコードへリハモを行いアプローチをすると、適度なアウト感を得る事ができます。

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元になるコード進行へアプローチした普通？のII-Vフレーズ例
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Dm7を代理のFM7と想定したアプローチ
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CmキーからAbM7を借用、Abリディアンのアプローチ
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G7を裏コードのDb7へリハモ
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Db7を細分化してAbm7-Db7と想定
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Dm7をドミナント化してDリディアンb7でアプローチ
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先程のコード進行をさらに細分化してアプローチ

■まとめ

元のコードを別のコードと想定し、リハモしたコードへアプローチを行うことでアウト感を出すことが出来ます。アウトフレーズを弾いた後は必ずインへ。緊張と緩和のバランスを上手く取る事が重要です。